札幌聖書キリスト教会は、聖書に基づいたプロテスタントの教会です。北海道聖書学院(1964年創設)の院長が、国際福音宣教会(OMF/1865年ハドソン・テーラー創設)の宣教師と協力して、1965年に最初の礼拝を行ったことに始まります。日本、世界の福音的な諸教会との交わりと協力をしています。1998年に「札幌東キリスト教会」から「札幌聖書キリスト教会」へ名称を変更しました。
この教会は、信徒信条を信仰告白とし、次の理解をもって信仰基準とする。
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(聖書)旧新約66巻よりなる聖書は、すべて神によって霊感されたものである。それゆえに、その記述は原典において誤りがなく、信仰と生活に関する、すべての事において唯一絶対の規範である。神による霊感とは、人間によって記述された聖書の起源が、神にあるということ。さらにいえば、聖霊の十全な指導と監督のもとに記されたので、いっさいの誤りより守られた権限ある神の言であることを意味している。つまり、聖書は霊感されたゆえに、客観的な神の言であり、人間の経験の仕方如何によって、神の言となるということではない。
- (真の神)神は唯一であって、父・子・聖霊の三つの等しい位格を持ち、永遠より永遠まで存在し給う。
- (創造)神は言をもってすべてのものを創造された。人間はこの生ける神によって創造され、この神のみを礼拝すべきである。
- (イエス・キリスト)主イエス・キリストは真の神であり、また罪も誤りもない真の人であり給う。主は聖霊によってみごもり、処女マリアより生まれ、代表者または代償者として、人類の罪のため十字架の上に死に、三日目に体をもってよみがえり、天に上り給うた。今、神の御座の右に座し、われらのために大祭司として執成し給う。また主イエス・キリストは、肉体をもって再臨し給う。
- (聖霊)聖霊は人間に罪を認めさせ、新たに生まれさせて神の子となし給う。さらに信じる者の内に住み、キリスト者としての生活と奉仕のために能力を与え給う。
- (人間の堕落と罪)人類の祖父アダムは、神の像にかたどって創造され、その始め、神と正しい関係にあったが、サタンの誘惑によって、神の御意に背いて罪を犯した。このアダムの堕落によって、全人類は死と審きに定められた。
- (救い)人が義と認められるのは、人間的いかなる功績によるものでもなく、ただ主イエス・キリストと、主がなし遂げられた御業とに対する信仰のみによる。
- (普遍的教会)普遍的教会は、キリストの体であり、生ける者と死にたる者とを含む、すべての真のキリスト者より成し、目に見えない有機体である。したがって、たとえ今地上にある者であっても、真のキリスト者であるならば、この普遍的教会に属しているゆえに、外的な組織いかんに関わりなく、一体とされている。
- (地域教会)個々の教会は、イエス・キリストを信じ、バプテスマを受けた者たちの、目に見える群であって、共に神に礼拝し、主の聖餐にあずかり、また互いに信者の交わりをなし、一致して福音の宣教に励むものである。
- (審判)イエス・キリストを信じる者は、すべて義なるものとして、永遠の祝福に入られ、不信仰な者は不義なるなる者として、永遠の刑罰を受け、神から引き離される。